岡崎市は徳川家康生誕の地として有名ですが、徳川四天王と言われた武将の1人「本多忠勝」をご存知ですか?今回紹介する「旧本多忠次邸」は本多忠勝の末裔にあたる本多忠次が、昭和7年に世田谷に建てた住宅と壁泉の一部を岡崎市に移築し復原したものになります。
2019年2月11日:「コハルノオト」と「開かずのトランク」について追記しました
岡崎市 洋館「旧本多忠次邸」
元々は東京の世田谷に建てられていた洋館を移築復元したものなので、岡崎の洋館ということではありませんが、本多忠次は最後の岡崎藩主、本多忠直の孫でもある事から岡崎に縁があり移築されたんでしょうね。
昭和の洋館という事で内部はまさに和洋折衷。洋風と和風が混ざり合うとても美しい作りになっています。
入館は無料です。それでは洋館の中に入ってみましょう。
中には靴を脱いであがります。無料の施設ですがしっかりと説明してくれる係員もいるので建物の作りや歴史をしっかりと知りたい方は説明を聞くのがオススメです。
自分は何回か説明を聞いたので今回は写真を撮りながらのんびりと中を見せてもらうことにしました。
あちこちにステンドグラスやモザイクタイルの装飾が施されていて本当に綺麗です。お金持ちだったんだろうなぁとか考えてしまいます(笑)
寝室にはベッドがありますが、よく見ると現在のベッドより少し小さめだったり、家紋が入っていたり今とは少し違う昭和初期を感じることが出来ます。
洋館らしい雰囲気が続きましたが和室もあります。
日本間と洋間を共存させた和洋折衷式が本多邸最大の見所でしょうか。個人的に凄く好きな建物で何回も訪れています。歴史的にも価値のある建物に当時の家具、ステンドグラス等の調度品が常設展示されているので東公園とセットで観光してもらいたいスポットになっています。
コハルノオト
「コハルノオト」という漫画に「旧本多忠次邸」が登場しています!少しだけ読ませてもらいましたが…なかなか面白そうな漫画でした!
開かずの金庫
テレビ東京「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ」で、日本全国の「開かずの金庫」を開ける企画があり昨年末に放送されました。その時、東貴博さんが鍵師と一緒に二日かけて開けた…「開かずのトランク」も展示されていました!